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伊那ドライブ

車で伊那まで行ってきました。
目的は、みはらしファーム、小黒川P.A(上下線ともに)、アピタへ行くためです。

自宅を10時半頃出て1時間ちょっとでみはらしファームに到着。
園内には直売所を始め、ブルーベリー園やいちご園、ダチョウ牧場、
温泉入浴施設など様々な施設があります。
この広い園内を歩いて回ってみたい気持ちもありましたが、
外は暑くてそんな気分にはなれなかったので、
直売所(とれたて市場)の前に車を停め、その周辺のごく狭い範囲しか
回りませんでした。
直売所では五平餅や牛乳パンなどを買い、五平餅はまだ温かかったので
車の中で食べました。
21伊那1

その後、昼食を食べようと思っていた園内の蕎麦屋へ行ったら混んでいるよう
だったので昼食はこの後行く小黒川P.Aで食べることにして、
もう一度直売所へ行っていちごとミルクのミックスソフトクリームを買って
外のテーブルで食べました。
21伊那2

みはらしファームを後にして、一般道から小黒川P.A下り線側へ。
ここで昼食を食べるつもりでしたが、比較的混んでいたのでこの後行く
上り線側で食べることに。
売店を少し見てから歩いて上り線側へ移動。
スナックコーナーでローメンとソースかつ丼のセットをいただきました。
21伊那3
その後売店を見たのですが、以前の方が自分好みの品揃えでした。
P.AなのでS.Aと比べると売店の規模は小さいのは仕方ないですが、
そんな規模が小さいながらも小黒川上りの売店は以前は自分にとって
割と魅力的な品揃えだったのです。
また、ソフトクリーム(今回は食べていませんが)も以前の物の方が好きでした。

車に戻り、最後の目的地であるアピタ伊那店へ。
伊那へ行った際は大概アピタには行くのですが、今回アピタに来た最大の目的は
名古屋のういろうがあったら買おうと思っていたからです。
というのは、6月にレイクウォーク岡谷(アピタのショッピングモール)で
名古屋フェアがあったので行きその時に買ったういろうが美味しくて、
その後地元のスーパーで東京に本社のある大手パンメーカーのういろうが
あったので買ったのですが食感も味もいまいちでした。
なのでまた名古屋のういろうが食べたくなり、アピタは名古屋が本拠地
(本社は稲沢市ですが)のスーパーなので名古屋のういろうが売っているかも
しれないと思い来たのですが、残念ながら売っていませんでした。
その代わり、駒ケ根市のすずらん牛乳の製品が色々売っていて気になったので
買ってきました。
そのため、暑い車内で1時間以上要冷蔵製品を置いておくのもどうかと思い、
少しでも早く着くために帰りは伊那I.Cから高速に乗って帰りました。
その途中の辰野町付近で土砂降りの雨に見舞われました。
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小海線の旅

22日から25日までせっかくの4連休なので1日くらいどこかへ小旅行がしたいと考え、
20年以上乗ってなかった小海線に乗ってきました。
小海線(全線)には過去2回だけ乗っていて、1回目は高校生の頃で、
2回目は二十代前半の頃に関西の鉄道ファン友達と長野県を一周(厳密には
美ケ原、八ケ岳の周りを一周)するイベント列車に乗りました。
こんなに近場のローカル線なのに20年以上、たった2回しか乗ってなかったことに
少し驚いてます。


最寄り駅発6:29の普通列車に乗り、7:45に小淵沢に着き7:50発の小海線の
小諸行き普通列車に乗車。
列車は2両編成で、座席は半分ほどが埋まっていました。

8:21に野辺山駅に到着し下車。
21小海線01
ちなみに到着時は逆光のため上手く写真が撮れなかったので、
この写真は野辺山出発前(約2時間半後)に撮ったものです。
野辺山では3時間以上時間がありますが、野辺山での予定としてはJRの最高地点
へ行ってからヤツレンでソフトクリームを食べ、時間が余ったら周辺をぶらぶらと
考えていました。

野辺山駅から徒歩30分弱でJR最高地点に到着。
21小海線02
ほぼ線路に沿って歩いて来たのですが、最高地点よりも少し手前の場所の方が
高いようにも感じました。
近くに店がありそこでソフトクリームを売っていたので買って食べました。
21小海線03
やや甘めのソフトクリームでした。

その後、線路を渡った所にも最高地点の碑があり、そこの前のベンチで休んだり
して時間を潰しました。
21小海線04

帰りは行きとは別の道(国道141号)を通って野辺山駅方面へ。
野辺山でのもう1つの目的地であるヤツレンの本社工場の敷地内にある
直売店に着き、ソフトクリームを食べる前に直売所の商品を見ました。
気になった物はいくつかあったのですが、この後佐久で牛乳パンを買ったり
軽井沢のアウトレットにも行くので荷物はあまり増やせないし、
あまり保存がきかなかったり型崩れしやすいものばかりなので買って帰るのは
諦めました。

その後テイクアウトの売店でソフトクリーム&ヨーグルトを購入。
ちなみに現在はコロナ対策としてテイクアウト商品は車の中でお召し上がりください
との事だったのですが、だったら列車で来た自分はどうなるんだ!って思いました。
仕方ないので近くのグランドの入口の広場みたいな所で食べました。
21小海線05

この時点で野辺山から乗る列車(HIGH RAIL1号の指定席を取ってある)の時刻まで
あと1時間半ほどあり、どこで時間を潰そうかと思っていたら、
南牧村美術民俗資料館なる所の前を通りがかったので、ちょっと寄ってみることに。
ここは美術館と民俗資料館が一体化した美術博物館でした。
館内に入ると客は自分だけ。入場料300円を払いまずは美術館の方へ。
ここの美術館は常設展示品は無く、企画展を開催し数ヶ月毎に作品を
入れ替えているようです。

続いて民俗資料館へ。
ここでは地元の遺跡で発掘された細石刃を始め、周辺の山で採取された石などが
展示されていて、石のコーナーを特に興味深く見ていました。
南牧村美術民俗資料館には4,50分ほど居て、お客は帰り際にもう1組来ただけで、
この観光シーズンでこれだったら普段は相当暇なんだろうなと思いました。

野辺山駅へ行き、11:33発の小諸行きHIGH RAIL1号に乗車。
21小海線06

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自分は1人掛けのシートでとても快適でした。
ただ、席が斜めになっている関係で足の置き方が少し落ち着かない感じでした。

途中の車窓
21小海線08
この写真に写っているような後ろにコンテナを積んだ農業作業車を野辺山を歩いて
いる時に数多く見ました。
コンテナの中にはレタスなどの野菜の入った箱が積まれていました。

野辺山から約1時間乗り12:32に中込に到着。
ここで下車したのは自分1人だけでした。
中込で下車した理由は牛乳パンを食べ比べるためです。
このブログを読んでくれている人は皆無だと思うので少しネタばらしをすると、
先日完成した“第2の新曲”は牛乳パンを題材にした曲なのです。
そんな事もあって県内の色んな牛乳パンを食べ比べているのですが、
以前あるローカル番組で佐久に牛乳パンの中に入っているバタークリームだけを
販売している店があると紹介されていて、クリームだけを販売するくらいだから
そこの牛乳パンも人気なんだろうと思い食べたくなったのです。
また、その店とは別に中込駅前にあるパン屋の牛乳パンも人気だというので
それも食べてみたいと思ったのです。

まずは中込駅前のパン屋へ、と思ったら、この日は店が臨時休業中でした。
佐久の2大牛乳パンを食べ比べできなくて残念でした。
気持ちを切り替えて、もう1軒のパン屋へ。
とその前に、まだ時間にも余裕があり、せっかく中込へ来たのでちょっと行って
みたい所がありました。
それは、自分がまだライブ活動を始める前、中込駅前商店街の中にある広場
みたいな所へ野外ライブを観に行ったことがあり、その場所へ行ってみることに。
ちなみにその野外ライブを観に行ったことがきっかけで佐久方面に音楽繋がりの
仲間が一気に増えたという自分のライブ人生に於いてとても重要なイベントでした。
21小海線09
そんな18年前の事を思い出しながら中込駅前を散策した後、線路を渡って
もう1軒のパン屋を目指しました。
中込駅前から15分ほどでその店に到着。
その店はパン屋というよりはパンも少し売っている洋菓子店(焼菓子店)という
感じの店でした。
ここで牛乳パンなど5点を購入し、最寄り駅である滑津駅(中込駅の1つ小諸寄り
の駅)まで歩きました。
この時点で列車の時刻まであと30分以上あり、待合室の中には女性が1人居たため、
夏の日差しが照り付ける中、外のベンチに座り他に誰も居なかったので
ここで牛乳パンを食べました。

滑津発13:47の小諸行き普通列車に乗車し、小諸でしなの鉄道の軽井沢行きに
乗り換え、14:44に軽井沢に到着。
ちゃんとした昼食を食べてなかったのでここのキッチンカーエリアで極太焼きそばを
食べ、コロンビアで山用のシャツを1枚買い、モカソフトが人気の店でモカフロート
を買い、外のベンチでいただきました。
21小海線10

その後、長野に寄って夕食として中華そばと焼きめしを食べてから普通列車に
乗って帰宅しました。

鹿島槍登山【後編】

そして10:30についに鹿島槍ヶ岳南峰に登頂しました。
21鹿島槍11
本当に自分の体力、脚力で鹿島槍日帰りなんかできるのかという想いも
ありましたが、本当に実現できて感動しました。
また、雲の多い夏にこれだけ天気が良く晴れ渡ったのは奇跡的だと思いました。
鹿島槍山頂では35分間360度の大絶景を堪能しました。

立山、剱岳
21鹿島槍12

爺ヶ岳~針ノ木岳~蓮華岳と続く北アルプスの稜線
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手前に種池山荘、その奥に蓮華岳、その更に奥に槍穂高
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五竜岳と白馬三山
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大町、安曇野とやや雲のかかった富士山
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自分が休んでいた所から下に目をやると凄い所に建物が!
キレット小屋の一部のようです。
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11:05に鹿島槍南峰を出発し来た道を戻り、12:15に冷池山荘に到着。
外のテーブルで鹿島槍を眺めながら昼食のラーメンをいただきました。
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12:48に冷池山荘を出発し、体力的、時間的に余裕があった訳ではないけど
巻き道からそれほど離れてなかったので爺ヶ岳南峰にも寄って行きました。(13:50着)
21鹿島槍19

爺ヶ岳南峰を13:58に出発し10分ほど下ると、登山道の真ん中に何か物体が
あることに気付きました。
最初動物の死骸だと思ったら動いているのでよく見てみると、なんとライチョウでした!
21鹿島槍20
最初寝転がった状態で羽を地面に擦りつけて羽をバタバタさせていました。
後で調べたらそれはライチョウの砂浴びと呼ばれる行動で、
身体についた虫などを払っているとか。
その後起き上がり、歩いて登山道の端の方へ移動して立ち止まっていました。
後から来た人が気付かずに踏んでしまってはいけないと思い、
自分の後に下りて来た男性にライチョウがいることを教えてからその場を去りました。

ライチョウは今まで4回(乗鞍岳2回、仙丈ヶ岳、唐松岳)見たことがあったのですが、
何れも離れた所からだったので、こんなに近くでライチョウを見ることができて
今回の登山はもう本当に思い残すことの何1つ無い最高の登山になったと思いました。
あとは行きに恐怖を感じた場所を無事に通過し、下山するだけです。

14:24に種池山荘に着き、トイレに寄って行こうと思ったけど混んでいるようだった
のと、3時間程度だったら我慢できそうだったのでトイレには寄らず14:35に
種池山荘を出発。
要注意箇所も無事に通過し、途中までは比較的スムーズに進みましたが、
後半は靴擦れによる足の裏の痛みや疲労のため、
思うように足が前に進みませんでした。
それでも早くゴールして扇沢でソフトクリームを食べたいという気持ちを力に変え、
16:26に柏原新道登山口に着き、ベンチで少し休んでから一般道を歩き
16:42に扇沢の駐車場に着きました。

扇沢駅でトイレに行った後、ソフトクリームをと思ったら、
コロナの影響なのかソフトクリームの売店にシートが掛けられて営業して
いませんでした。
仕方ないので自販機で黒部の水を買って飲みました。

帰りに梓川S.Aに寄り、自販機でフローズンドリンクを買って飲み、
フードコートで夕食を食べてから帰宅しました。

鹿島槍登山【前編】

鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳へ行ってきました。
今回の登山は自分の限界に挑戦する登山であり、また、今回のような自分の
登山技術、経験からすれば無理のある距離の登山は今後控えようという想いで
挑んだ登山です。


自宅を午前2時半前に出発し、塩尻北I.C~安曇野I.Cまで高速を利用し、
3時半過ぎに扇沢の駐車場に到着。
登山口はそれよりも1kmほど手前になりそこにも駐車場はあるのですが、
そこにはトイレがない事や、下山後に扇沢駅(黒部ダム行きの電気バスの駅)で
ソフトクリームを食べるために扇沢の駐車場に車を停めました。

トイレに行ってきてから準備を済ませ、まだ真っ暗な4:01に扇沢の駐車場を出発。
最初の40分くらいは暗かったのでヘッドライトを使って歩き、
扇沢を出てから2時間35分後の6:36に尾根上にある種池山荘に到着。
種池山荘の前からは3年前に登った針ノ木岳と蓮華岳、
そして富士山まで見えました。
この夏の時季にこの場所から富士山がこんなに綺麗に見えるのは
かなり珍しいのではないかと思いました。
21鹿島槍01

21鹿島槍02

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種池山荘ではトイレ(200円)に寄り、手洗い用の水道が無かったので持参した
ウェットティッシュで手を拭きました。

6:54に種池山荘を出発し、爺ヶ岳の中峰を目指しました。
その途中、種池山荘の後方に立山や剱岳が見えるビュースポットがありました。
21鹿島槍04

21鹿島槍05

爺ヶ岳には北峰、中峰、南峰の3つの峰があり、中峰が最高峰となります。
南峰と中峰は山頂を通らずに巻き道で通り抜け出来、
北峰へ行く登山道は恐らくは無いものと思われます。
行きは中峰に寄り、南峰は帰りに時間と体力に余裕があれば寄ることに
しました。

種池山荘を出発してから48分後の7:42に爺ヶ岳中峰に到着。
21鹿島槍06

[爺ヶ岳中峰から槍穂高]
21鹿島槍07

爺ヶ岳中峰を7:54に出発し、47分後の8:41に冷池山荘に到着。
ここでもトイレを借りましたが、ここには手洗い用の水道がありました。

冷池山荘を8:57に出発し鹿島槍を目指しました。
もし11時半頃までに鹿島槍に着けなかったらその時点で引き返すつもりでした。
また、体力的、肉体的に限界だと感じた場合にも途中で引き返すつもりでした。

時間的には何とか大丈夫そうでしたが、体力と肉体はかなり辛かったです。
それでも9:43に何とか鹿島槍の手前の布引山に到着。
鹿島槍はもうすぐ目の前で、もうここまで来たら途中で引き返すという選択肢は
ありませんでした。
21鹿島槍08

[布引山山頂から立山、剱岳]
21鹿島槍09

布引山を9:51に出発し、鹿島槍ヶ岳(南峰)を目指しました。
21鹿島槍10


【後編へ続く】

小布施&1年4ヶ月ぶりのライブハウス

長野市で観たいライブがあったので、1年4ヶ月ぶりにライブハウスへ行ってきました。
また、長野へ行くついでに周辺で小旅行をしたいと思い、
行ってみたいと思っていた小布施に行ってきました。


最寄駅から松本まで普通列車に乗り、松本から10:07発の特急『しなの』3号に
乗って長野へ。
『しなの』で長野へ行く際は車内で駅弁を食べて行くのが定番なのですが、
今回は家でパンを食べてきて腹が減ってなかったため、
駅弁は買いませんでした。

10:59に長野に着き、駅前の石井スポーツで登山ウェアなどを少し見てから
長野電鉄の駅に行き11:33発の特急『ゆけむり』に乗車。
21小布施01
11:56に小布施駅に到着し、観光用の地図を貰ってから歩いて観光スポットが
点在するエリアへ向かいました。
その途中の神社で紫陽花が咲いていたので少し寄って行きました。
21小布施02

21小布施03
ここは公園のようになっていて、敷地内に複数(4社?)の神社がありました。

腹が減ってきたので食事にしたいと思い途中の食事処のメニューの
蕎麦と栗おこわのセットが気になって入ろうとしたのですが、
入り口の所で順番待ちをしている人が何組も居たので断念し、
歩いてその先まで行きました。
地図を見ないで適当に歩いていると小布施ミュージアムという美術館があり、
外にあったポスターを見て少し気になったので行ってみることに。
入場の際、小布施ミュージアムだけの券にするか北斎館と高井鴻山記念館の
3館共通のチケットにするか訊かれ、北斎館も少し気になっていたので
3館共通のチケットを購入。
小布施ミュージアムでは常設展示で小布施町出身の中島千波さんの作品の他、
企画展として展示されていた金丸悠児さんの作品が展示されていて、
金丸悠児さんの作品にとても魅力を感じました。(もちろん中島千波さんの
作品も素晴らしかったですが)

小布施ミュージアムを後にして、地図で確認したらこの先特に見る所は
ないようだったのでさっき入ろうとした食事処の所まで戻り、
そこを左折して北斎館方面へ向かいました。
すると栗菓子で有名な竹風堂があり、その2階がカフェになっていて食事メニューは
2種類しかなかったものの、栗おこわと栗のスイーツが食べたかったので、
そこで栗おこわの定食の安い方と栗あんみつをいただきました。
21小布施04

21小布施05

その後、北斎館へ。
時間の都合で少し急ぎ気味に見学。
北斎館を後にして、次は高井鴻山記念館へ。
北斎館から高井鴻山記念館へ行く途中の細い道(小径)がなかなかいい感じでした。
21小布施06
高井鴻山記念館は幕末期の庭園と建物がとても魅力的な癒し空間で
本当はもっとゆっくりと見たかったのですが、電車の時間の都合であまりゆっくり
できなかったのが残念でした。
21小布施07
21小布施08
建物の中の写真も撮りたかったのですが、ここは美術館も兼ねていたので下手に
撮影したらまずいと思い、ここではあまり写真を撮れませんでした。

高井鴻山記念館近くの小径
21小布施09

14:15頃小布施駅に着き、家でJTBの時刻表(3月号)で調べた14:27の長野行き
特急に乗って帰るはずでしたが、時刻表を見てもその列車が見当たらず、
14時台の上り列車はちょっと前に出発した14:12の特急しか載っていませんでした。
どうやら、時刻表の3月号に掲載されていた時刻はその後改正されたようです。
次の列車は15:00発の普通列車でそれまで駅のベンチで座って待っていました。
小布施駅には長野電鉄の引退した特急車両が保存展示されていました。
21小布施10


長野に着いてから駅ビル内でソフトクリームを食べたり早めの夕食で蕎麦を食べ
たりして、17時過ぎにライブハウスJへ。
この時外は土砂降りの状態で、Jの入口に一番近い地下道の出口まで地下道を
通って移動しました。
ライブハウス自体1年4ヶ月ぶりで物凄く懐かしく感じるのかと思いきや、
意外とそんなに長くライブハウスへ行ってなかったという感覚は無く、
数ヶ月ぶりくらいの感覚でした。

帰りの列車は雨の影響で約45分遅れたため、帰りに乗る予定だった電車の
1本前の列車に乗れ、逆に予定よりも早く帰って来ることができました。

松本市内史跡巡り

江戸時代に松本藩で起きた百姓一揆『貞享騒動』(加助騒動)に関連した
松本市内の史跡を歩いて巡ってきました。
元々は5月に放光寺やアルプス公園まで歩いた帰りにたまたま貞享義民塚
の前を通り立ち寄ったことに始まります。
その時に貞享騒動の事を詳しく知り、先月は安曇野市の三郷中萱にある
貞享義民記念館と貞享義民社を訪れ、今回は2度目となる貞享義民塚の
他に2ヶ所の貞享騒動に関連した史跡を巡ってきました。

松本駅を午前9時半頃出発し、最初に行ったのは城西病院から少し行った所に
ある馬頭観世音。
ここは貞享騒動が起きた際に参勤交代のため江戸に居た藩主・水野忠直が
騒動の中心人物である多田加助らに処刑の命令を出し、
それを知った水野家家臣の鈴木伊織が藩主を説得して処刑を撤回させ、
処刑を止めさせるために馬で江戸から松本まで急いで駆け戻ったものの、
処刑場まであと少しというこの地で疲労のため馬の脚の骨が折れてしまい、
その衝撃によって鈴木伊織も気を失ってしまい結局処刑には間に合わず、
その時の馬の頭を祀ったのがこの馬頭観世音だそうです。
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21松本貞享02
ここも5月に放光寺やアルプス公園、そして貞享義民塚に寄った帰りに通った
はずなのですが、全く気が付きませんでした。
そもそもその時点では貞享騒動の事をまだ知ったばかりで、高い年貢に苦しむ
農民たちのために奔走してくれた鈴木伊織の事も全く知りませんでしたが。

次に向かったのは5月以来2回目となる貞享義民塚。
その途中の交差点での事。急坂を上って行く1本の道があったのですが、
その坂道に魅力を感じ少しだけその坂を上ってみました。
その後坂を下り貞享義民塚方面と思われる道を進みました。
しかしGPSで確認したらその道が間違いだった事に気付き、しかも正しい道は
一度途中まで上ったあの坂だと知り驚きました。
5月に一度通ったはずの道なのに、あの時は下りだったせいかその道だとは
全く気付きませんでした。

そんな事はありましたが、馬頭観世音を出てから十数分で貞享義民塚へ。
この日は天気予報では曇りや雨の予報でしたが予想外に日が差し、
貞享義民塚に着く頃にはかなり汗を掻いていました。
21松本貞享03

5月に来た時には気付かなかったお社の奥にある塚本体にも行きました。
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塚やお社は入り口付近にある案内板等よりも高い所にあり、
建物の陰からは松本城を見ることも出来ました。
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貞享義民塚を後にして、行きとは違うコースを通って次は松本城へ。
するとその途中で気になるお寺があったので寄ってみました。
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このお寺は正麟寺という曹洞宗の寺院だそうです。

正麟寺から15分ほど歩き松本城へ。
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この日は雨の予報も出ていたためか観光客は少なめでした。

最後の目的地はイオンモールより少し手前を女鳥羽川方面に入って行った所に
ある鈴木伊織の墓所。
お墓の前には伊織霊水と呼ばれる湧水があり、車で汲みに来ている人もいました。
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21松本貞享10
イオンモールへ行く時などこの近くは比較的よく通るのですが、
墓所の事も湧水の事も今まで全く知りませんでした。