蝶ヶ岳登山番外編
26日に行ってきた蝶ヶ岳登山について、1つ前のブログに書いてない
裏話的な事などを書きます。
[雪斜面であわや滑落事故]
自分が本格的に登山を始めたのは今年に入ってから、
というか今回の蝶ヶ岳登山が個人で行った初めての本格的な
登山と言っていいと思います。
そんな登山初級者の自分にとって残雪期の蝶ヶ岳はまだ早かったと思います。
前の週の乗鞍でアイゼンとトレッキングポールを使った
雪斜面の歩行は経験していたのですが、乗鞍での雪上トレッキングは
比較的緩やかな斜面で気温も3℃~5℃程度で雪の状態もしっかりしていたので、
特に危険な経験はしませんでした。
それで調子に乗ってアイゼンを使った雪斜面の歩行に少し自信を持っていた
部分があったのですが、それが蝶ヶ岳の時にまだ雪斜面の最初の方の
段階で大惨事の可能性もあったプチ滑落を経験しました。
その時はまだアイゼンは装着してたけどトレッキングポールは
出していませんでした。
トレッキングポールを使っていたらそれを防げていたかは分かりませんが、
とにかくその事で雪の斜面に対して急激に恐怖心を抱くようになり、
その後の雪の斜面は本当に恐怖で心臓をバクバクさせながら
集中して登り下りしました。
では何故それだけ恐怖を感じながらも引き返さずに登頂したのかというと、
あれだけ楽しみにしていた蝶ヶ岳登山だし、位置的にも半分以上登って
きていたので、なんとか登頂したいと思いました。
ただ登りはまだ良くても登りよりも難しいとされる下りに対する不安が
雪の斜面を登っている時からありました。
それでもせっかくここまで登ってきたのだからとにかく登頂しようと思いました。
[山頂、稜線で]
蝶ヶ岳の山頂付近や稜線に居る時はあの絶景を心から楽しむことが
できませんでした。
理由は下山時の不安。
そんな精神状態だったので、写真を撮る時も色々と設定を変えて
撮ろうという気にはなれず、ほとんどオートの写真ばかりになってしまいました。
また、青空があまり出てなかった事もあり、持ってきた三脚は使いませんでした。
今考えると三脚撮影はともかく、せっかく山頂まで行ったのだからもっと色んな
設定で色んな写真を撮っておけば良かったと後悔してます。
でもあの時は本当に帰り道に対する恐怖心や緊張でそんな余裕さえもなかったのです。
瞑想の丘から蝶ヶ岳ヒュッテ、山頂方面

蝶槍、常念岳、大天井岳方面

[他の登山者]
まだ雪の斜面まで行く前の段階では何組かの登山者を追い越しました。
しかし、自分が知る限りでは自分が追い越していった登山者は
山頂付近で1人も見ませんでした。
それは自分が追い越した人はほとんどが登山初級者だと思われ、
雪渓の所まで行って「これ以上は無理だ」と引き返したのではないかと思います。
ちなみに帰りは何人もの人に抜かされましたが、
自分が追い越した人は1人もいませんでした。
つまり、山頂まで行った人はほとんどが中級者以上の人だったため
だと思います。
裏話的な事などを書きます。
[雪斜面であわや滑落事故]
自分が本格的に登山を始めたのは今年に入ってから、
というか今回の蝶ヶ岳登山が個人で行った初めての本格的な
登山と言っていいと思います。
そんな登山初級者の自分にとって残雪期の蝶ヶ岳はまだ早かったと思います。
前の週の乗鞍でアイゼンとトレッキングポールを使った
雪斜面の歩行は経験していたのですが、乗鞍での雪上トレッキングは
比較的緩やかな斜面で気温も3℃~5℃程度で雪の状態もしっかりしていたので、
特に危険な経験はしませんでした。
それで調子に乗ってアイゼンを使った雪斜面の歩行に少し自信を持っていた
部分があったのですが、それが蝶ヶ岳の時にまだ雪斜面の最初の方の
段階で大惨事の可能性もあったプチ滑落を経験しました。
その時はまだアイゼンは装着してたけどトレッキングポールは
出していませんでした。
トレッキングポールを使っていたらそれを防げていたかは分かりませんが、
とにかくその事で雪の斜面に対して急激に恐怖心を抱くようになり、
その後の雪の斜面は本当に恐怖で心臓をバクバクさせながら
集中して登り下りしました。
では何故それだけ恐怖を感じながらも引き返さずに登頂したのかというと、
あれだけ楽しみにしていた蝶ヶ岳登山だし、位置的にも半分以上登って
きていたので、なんとか登頂したいと思いました。
ただ登りはまだ良くても登りよりも難しいとされる下りに対する不安が
雪の斜面を登っている時からありました。
それでもせっかくここまで登ってきたのだからとにかく登頂しようと思いました。
[山頂、稜線で]
蝶ヶ岳の山頂付近や稜線に居る時はあの絶景を心から楽しむことが
できませんでした。
理由は下山時の不安。
そんな精神状態だったので、写真を撮る時も色々と設定を変えて
撮ろうという気にはなれず、ほとんどオートの写真ばかりになってしまいました。
また、青空があまり出てなかった事もあり、持ってきた三脚は使いませんでした。
今考えると三脚撮影はともかく、せっかく山頂まで行ったのだからもっと色んな
設定で色んな写真を撮っておけば良かったと後悔してます。
でもあの時は本当に帰り道に対する恐怖心や緊張でそんな余裕さえもなかったのです。
瞑想の丘から蝶ヶ岳ヒュッテ、山頂方面

蝶槍、常念岳、大天井岳方面

[他の登山者]
まだ雪の斜面まで行く前の段階では何組かの登山者を追い越しました。
しかし、自分が知る限りでは自分が追い越していった登山者は
山頂付近で1人も見ませんでした。
それは自分が追い越した人はほとんどが登山初級者だと思われ、
雪渓の所まで行って「これ以上は無理だ」と引き返したのではないかと思います。
ちなみに帰りは何人もの人に抜かされましたが、
自分が追い越した人は1人もいませんでした。
つまり、山頂まで行った人はほとんどが中級者以上の人だったため
だと思います。
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残雪期の蝶ヶ岳登山
26日の土曜日は蝶ヶ岳に登ってきました。
蝶ヶ岳には元々7月に登る予定だったのですが、
それが何故この日に早まったのかというと、
20日に乗鞍岳へ行ったことがきっかけでした。
この日はとにかく天気が良くて、過去7月に2回乗鞍へ行った時は
天気のいい日を狙って行ったのに雲が多くて穂高連峰や槍ヶ岳は
見えませんでした。
7月にそれだけ雲が少なくよく晴れる日なんかあるのかと考えた時、
今だったらまだ雪の多い穂高連峰や槍ヶ岳が観れるし、
雪道歩きもこの前の乗鞍で経験しているので問題は無いと思い、
天気の良さそうだった26日の土曜日に登ることに決めました。
自宅を朝4時過ぎに出て高速を使って安曇野I.Cまで行き、
5時過ぎに三股登山口の駐車場に着き(道路崩落の為
第一駐車場までは行けずそれよりも手前の第2駐車場)、
準備を整えて駐車場を5:15に出発。
そこから三股登山口までは25分ほどかかり、それから登山道へ。
少し行くとよく揺れる吊り橋を渡りました。

そこからもうしばらく進むと『ゴジラみたいな木』がありました。


ちなみにこの時ここに人がいて正面からはまともに写真が撮れなかったため、
2枚目の写真は帰りに撮ったものです。
6:45に蝶ヶ岳山頂までのおよそ中間くらいの位置にあたる
『まめうち平』に到着。
ここには木のベンチも設置されています。
ここで少し休憩して6:53に出発。
標高が2000mを超えるあたりからは徐々に残雪が現れてきて、
雪渓を越える場所も増えてきたのでアイゼンを装着しました。

ただ、木が倒れている場所もあり、それを避ける際に邪魔だと思い、
トレッキングポールはまだ出しませんでした。
そしてある雪渓を横断している時、踏み込んだ部分の雪が崩れ、
そのまま自分も15mほど滑り落ち、何とか倒れていた木の枝を
掴んで大事故は免れました。
そこから少し行った雪の無い登山道でトレッキングポールを出して組み立て、
それ以降は雪の斜面にかなりの恐怖心を抱くようになり、
かなり慎重にゆっくりと進みました。
そして恐怖を感じながらも雪の斜面を何ヶ所も通り抜け、
最後の長くて急な大雪渓へ。
この最後の大雪渓の下の方はスキー場だとすれば上級者向けの
急斜面コースで、もし誤って滑り落ちてしまったら大怪我は
避けられないという場所でそこを集中して登りました。
大雪渓の上の方まで来ると傾斜がなだらかになり、
雪渓を越えてもう少しで山頂のある稜線という所まで来て、
アイゼンを外しました。
常念岳、大天井岳方面

安曇野方面

そして稜線の上に出て、蝶ヶ岳の山頂の位置が分からず、
蝶ヶ岳ヒュッテの周りを一周して蝶ヶ岳山頂へ。

山頂に着いたのは9:45でした。
駐車場を出てから4時間半、雪が無ければあと1時間くらいは早く着いたのでは
ないかと思います。
乗鞍岳と御嶽山

槍ヶ岳と蝶ヶ岳ヒュッテ

穂高連峰

槍ヶ岳

当初の予定では、この後『蝶槍』まで行く予定でしたが、
帰り道の雪の斜面が不安だったため、予定よりも早めに下山を
始めることにして、蝶槍までは行かないことにしました。
それでも、少しでも蝶槍に近い方へ行き山頂付近とは少し違う景色を
見たいと思い、蝶ヶ岳ヒュッテから10分~15分ほど蝶槍方面(常念岳方面)
まで歩きました。
11時過ぎに蝶ヶ岳ヒュッテまで戻り、有料のトイレ(100円)へ行ってから
山小屋の中の食堂でカレーライスを食べました。
その時にどうやって帰るか考えました。
正直、自分のような雪の斜面歩きの初級者がまた同じ道を通って
下山することは危険だと思いました。
残雪期の蝶ヶ岳は中級者以上の人が登る山だと実感しました。
登りは何とか登って来れたものの、登山は下りの方が難しいとされる中、
自分があのルートを下って行くのはあまりにも危険ではないかと。
そこで3つの選択肢が頭に浮かびました。
1つ目は危険を承知で細心の注意を払って三股まで下りる。
2つ目は三股ルートよりもなだらかな徳沢ルートを通って上高地へ下りる。
3つ目は高額な料金を払ってヘリを呼ぶ。
ヘリは金銭面の事などを考え無理、上高地へ下りるコースは
時間がかかってしまい、この日ある知人のバンドでのラストライブへ行く
約束をしていてそれに間に合わせるのは困難で、
しかも上高地に下りたらまた三股へ車を取りに行かなくてはなりません。
ということで、意を決して行きと同じ三股ルートに“命懸け”で挑むことにしました。
とにかく不安でいっぱいだったため、どうやったら雪の斜面を安全に
下りられるかスマホでネット検索して調べました。
そして11:48に蝶ヶ岳ヒュッテ前を出て下山を開始。
上りの際に“最後の急斜面”として恐怖を感じながらも苦労して登った
長い急斜面を無事通過し、その後も何人もの人を先に行かせながら
慎重に集中していくつもの雪の斜面を越え、下山を始めてから約2時間ほどで
ようやく雪がほぼ無くなり安心できる所まで下りてきました。
そして15:52に駐車場まで戻ってきました。
その後、梓川S.Aへ寄ってソフトクリームを食べたりして、
17時半過ぎに自宅に着き、電車で松本へ行って知人のバンドでの
ラストライブを観に行きました。
さすがに疲れました。
蝶ヶ岳には元々7月に登る予定だったのですが、
それが何故この日に早まったのかというと、
20日に乗鞍岳へ行ったことがきっかけでした。
この日はとにかく天気が良くて、過去7月に2回乗鞍へ行った時は
天気のいい日を狙って行ったのに雲が多くて穂高連峰や槍ヶ岳は
見えませんでした。
7月にそれだけ雲が少なくよく晴れる日なんかあるのかと考えた時、
今だったらまだ雪の多い穂高連峰や槍ヶ岳が観れるし、
雪道歩きもこの前の乗鞍で経験しているので問題は無いと思い、
天気の良さそうだった26日の土曜日に登ることに決めました。
自宅を朝4時過ぎに出て高速を使って安曇野I.Cまで行き、
5時過ぎに三股登山口の駐車場に着き(道路崩落の為
第一駐車場までは行けずそれよりも手前の第2駐車場)、
準備を整えて駐車場を5:15に出発。
そこから三股登山口までは25分ほどかかり、それから登山道へ。
少し行くとよく揺れる吊り橋を渡りました。

そこからもうしばらく進むと『ゴジラみたいな木』がありました。


ちなみにこの時ここに人がいて正面からはまともに写真が撮れなかったため、
2枚目の写真は帰りに撮ったものです。
6:45に蝶ヶ岳山頂までのおよそ中間くらいの位置にあたる
『まめうち平』に到着。
ここには木のベンチも設置されています。
ここで少し休憩して6:53に出発。
標高が2000mを超えるあたりからは徐々に残雪が現れてきて、
雪渓を越える場所も増えてきたのでアイゼンを装着しました。

ただ、木が倒れている場所もあり、それを避ける際に邪魔だと思い、
トレッキングポールはまだ出しませんでした。
そしてある雪渓を横断している時、踏み込んだ部分の雪が崩れ、
そのまま自分も15mほど滑り落ち、何とか倒れていた木の枝を
掴んで大事故は免れました。
そこから少し行った雪の無い登山道でトレッキングポールを出して組み立て、
それ以降は雪の斜面にかなりの恐怖心を抱くようになり、
かなり慎重にゆっくりと進みました。
そして恐怖を感じながらも雪の斜面を何ヶ所も通り抜け、
最後の長くて急な大雪渓へ。
この最後の大雪渓の下の方はスキー場だとすれば上級者向けの
急斜面コースで、もし誤って滑り落ちてしまったら大怪我は
避けられないという場所でそこを集中して登りました。
大雪渓の上の方まで来ると傾斜がなだらかになり、
雪渓を越えてもう少しで山頂のある稜線という所まで来て、
アイゼンを外しました。
常念岳、大天井岳方面

安曇野方面

そして稜線の上に出て、蝶ヶ岳の山頂の位置が分からず、
蝶ヶ岳ヒュッテの周りを一周して蝶ヶ岳山頂へ。

山頂に着いたのは9:45でした。
駐車場を出てから4時間半、雪が無ければあと1時間くらいは早く着いたのでは
ないかと思います。
乗鞍岳と御嶽山

槍ヶ岳と蝶ヶ岳ヒュッテ

穂高連峰

槍ヶ岳

当初の予定では、この後『蝶槍』まで行く予定でしたが、
帰り道の雪の斜面が不安だったため、予定よりも早めに下山を
始めることにして、蝶槍までは行かないことにしました。
それでも、少しでも蝶槍に近い方へ行き山頂付近とは少し違う景色を
見たいと思い、蝶ヶ岳ヒュッテから10分~15分ほど蝶槍方面(常念岳方面)
まで歩きました。
11時過ぎに蝶ヶ岳ヒュッテまで戻り、有料のトイレ(100円)へ行ってから
山小屋の中の食堂でカレーライスを食べました。
その時にどうやって帰るか考えました。
正直、自分のような雪の斜面歩きの初級者がまた同じ道を通って
下山することは危険だと思いました。
残雪期の蝶ヶ岳は中級者以上の人が登る山だと実感しました。
登りは何とか登って来れたものの、登山は下りの方が難しいとされる中、
自分があのルートを下って行くのはあまりにも危険ではないかと。
そこで3つの選択肢が頭に浮かびました。
1つ目は危険を承知で細心の注意を払って三股まで下りる。
2つ目は三股ルートよりもなだらかな徳沢ルートを通って上高地へ下りる。
3つ目は高額な料金を払ってヘリを呼ぶ。
ヘリは金銭面の事などを考え無理、上高地へ下りるコースは
時間がかかってしまい、この日ある知人のバンドでのラストライブへ行く
約束をしていてそれに間に合わせるのは困難で、
しかも上高地に下りたらまた三股へ車を取りに行かなくてはなりません。
ということで、意を決して行きと同じ三股ルートに“命懸け”で挑むことにしました。
とにかく不安でいっぱいだったため、どうやったら雪の斜面を安全に
下りられるかスマホでネット検索して調べました。
そして11:48に蝶ヶ岳ヒュッテ前を出て下山を開始。
上りの際に“最後の急斜面”として恐怖を感じながらも苦労して登った
長い急斜面を無事通過し、その後も何人もの人を先に行かせながら
慎重に集中していくつもの雪の斜面を越え、下山を始めてから約2時間ほどで
ようやく雪がほぼ無くなり安心できる所まで下りてきました。
そして15:52に駐車場まで戻ってきました。
その後、梓川S.Aへ寄ってソフトクリームを食べたりして、
17時半過ぎに自宅に着き、電車で松本へ行って知人のバンドでの
ラストライブを観に行きました。
さすがに疲れました。
残雪期の乗鞍岳
15日に乗鞍岳の岐阜県側の道路・乗鞍スカイラインの冬季閉鎖が
解除され、まだ残雪の多い時季の乗鞍岳に行ってみたかったので、
晴れ予報だった20日の日曜日に行ってきました。
ちなみに今回残雪期の乗鞍岳に登るためにアイゼンと
トレッキングポールを買いました。
一番早い時間のバスに乗るために自宅を朝4時40分頃出て、
途中コンビニで飲み物とおにぎりを買い、
平湯峠を超えたところにある『ほおのき平』の駐車場には
6時15分頃に到着。
途中の山形村や波田付近では雨も降るくらいの天気で、
ほおのき平に着いた直後もまだ曇っている状態でしたが、
天気予報では晴れになっていたので、むしろ雲海が期待できるの
ではないかと思い、それほど心配していませんでした。
バスの出発時間の6:55までまだ時間があったので、
車の中でスマホをいじったりコンビニで買ってきたおにぎりを
食べたりしてました。
家で朝食として食パンを食べてきたけど、これから山に登るというのに
食パンだけでは少し心配だったので。
ほぼ満員の乗客を乗せ6:55発のバスが出発し、7:35に畳平に到着。
到着する少し手前で岩の上にいるライチョウを見ました。
今までに乗鞍岳や立山の室堂などライチョウが生息する山には
何度か行きましたが、ライチョウを見たのは初めてでした!
ちなみにこの時見たライチョウは茶色い夏毛でした。
また、今まで乗鞍に来た4回(過去3回は何れも夏)の中では
一番天気が良く、畳平まで上ってくる途中からも過去来た時には
見えなかった穂高連峰や槍ヶ岳、白山などが綺麗に見えました。
ツイッターで到着の報告ツイートをしたりトイレに行ったりしてから、
8時過ぎに乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰に向けて歩き出しました。
畳平周辺は自分が思っていたほどは雪が多く残ってはいませんでした。
でもそのおかげで鶴ヶ池がとても綺麗でした。



まだ池の水がほとんど見えない不消ヶ池の近くを通る場所で
土砂崩れの現場があり、崩れた土砂(というか砕けたもろい岩)の
上を通ってその先へ。
その道はこの先の肩ノ小屋やコロナ観測所などへ行く車も通ります。
(肩ノ小屋の営業は7月から)
土砂崩れの場所からもう少し行くと車も通れる道が雪で埋まっている
場所があり、いよいよアイゼンとトレッキングポールの出番です!
そこでアイゼンとトレッキングポールの準備をしていると、
その近くでアイゼンの装着をしていたグループの1人が
「ライチョウがいる!」と言いだしました。
すると、10mほど離れた雪で埋まっている部分の上のハイマツの陰に
白い冬毛のライチョウのお尻が見えました!
すぐにハイマツの中へ隠れてしまい頭は見えませんでしたが、
確かにライチョウらしき鳥でした。
2回とも遠くからで写真に撮る事もできませんでしたが、
行きのバスの中から見た岩の上にいたのと雪渓の上のハイマツの陰で
確かにライチョウを見たのです。
そして初めてアイゼンとトレッキングポールを使っての雪上トレッキング。
初めて使用する場所としては案外急な斜面を横断するという
場所で正直不安でした。
雪の状態はシャリシャリですが、もし滑落したら重大事故にも繋がる
可能性のある急斜面なので慎重に進みました。
一旦雪のある場所が切れ、その時に後ろから来た3人を先に行かせました。
何しろアイゼンとトレッキングポール初体験なのでゆっくりと慎重に、
そして他の人の歩き方も参考にしたかったので。
3ヶ所の雪渓を越えると肩の小屋が見えてきました。

肩の小屋を過ぎると今度は雪渓の斜面登りとなります。
自分の前の前にいた2人組の男女が比較的ゆっくりとしたペースで少し
詰まっていたため、それで逆に無理のないペースで進めて
アイゼン初心者の自分にとっては助かりました。
そして権現池の見える稜線の上までやってくると、風が急激に強まりました。
今回この時季に乗鞍に来て一番見たかったのはまだ雪の多い時季の
権現池だったのですが、まだ池の表面で融けて水が見える部分は僅かでした。
その後、雪の斜面を緩やかに上りながら山頂を目指し、山頂小屋、
そして山頂に到着しました。
正直、アイゼン発体験の自分がこの時季の乗鞍の山頂まで行けるか
少し不安はありました。
というか、権現池の見える所までは行きたいけど、山頂までは無理して
行かなくてもいいと考えていました。
でもアイゼンを装着した靴で歩いているうちに最初は少し怖かった
雪の斜面を歩くのも楽しくなってきて、あれよあれよという間に
山頂まで来てしまいました。
ちなみにアイゼンは装着が少し面倒なので雪のない場所でも
装着したまま歩いていたのですが、山頂付近は岩が多くてとにかく
歩きづらかったです。
今まで乗鞍最高峰の剣ヶ峰山頂には2回来ましたが、
それなりに晴れてはいたけど穂高連峰や槍ヶ岳は見えず、
御嶽山も時々見える程度でしたが、今回は穂高槍、白山、
中央・南アルプス、そして御嶽山もくっきりと見えました。
北アルプス、畳平方面

御嶽山

中央アルプス、南アルプス方面

白山、権現池

山頂付近には20分くらい滞在し、下山しました。
下りもちゃんと無事に下れるのか不安はあったのですが、
実際下り始めると楽しくなってきて、あっという間に肩の小屋まで
やってきました。
それから道が雪で埋まっている3ヶ所も越え、アイゼンを外し
トレッキングポールも折り畳みました。
畳平の鶴ヶ池の見える所まで来ると、来た時よりも太陽が高い位置にあるため、
朝よりも更に池が綺麗に見えました。


12時くらいにバスターミナルに着き、2階のレストランでカレーを食べ、
バスの時間まで少し余裕があったのですぐ近くの魔王岳に登って
12:50発のバスに乗って帰りました。
ちなみにこのバス自分までギリギリ乗れました。
その前に1人でも多く居たら1時間後のバスになっていました。
解除され、まだ残雪の多い時季の乗鞍岳に行ってみたかったので、
晴れ予報だった20日の日曜日に行ってきました。
ちなみに今回残雪期の乗鞍岳に登るためにアイゼンと
トレッキングポールを買いました。
一番早い時間のバスに乗るために自宅を朝4時40分頃出て、
途中コンビニで飲み物とおにぎりを買い、
平湯峠を超えたところにある『ほおのき平』の駐車場には
6時15分頃に到着。
途中の山形村や波田付近では雨も降るくらいの天気で、
ほおのき平に着いた直後もまだ曇っている状態でしたが、
天気予報では晴れになっていたので、むしろ雲海が期待できるの
ではないかと思い、それほど心配していませんでした。
バスの出発時間の6:55までまだ時間があったので、
車の中でスマホをいじったりコンビニで買ってきたおにぎりを
食べたりしてました。
家で朝食として食パンを食べてきたけど、これから山に登るというのに
食パンだけでは少し心配だったので。
ほぼ満員の乗客を乗せ6:55発のバスが出発し、7:35に畳平に到着。
到着する少し手前で岩の上にいるライチョウを見ました。
今までに乗鞍岳や立山の室堂などライチョウが生息する山には
何度か行きましたが、ライチョウを見たのは初めてでした!
ちなみにこの時見たライチョウは茶色い夏毛でした。
また、今まで乗鞍に来た4回(過去3回は何れも夏)の中では
一番天気が良く、畳平まで上ってくる途中からも過去来た時には
見えなかった穂高連峰や槍ヶ岳、白山などが綺麗に見えました。
ツイッターで到着の報告ツイートをしたりトイレに行ったりしてから、
8時過ぎに乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰に向けて歩き出しました。
畳平周辺は自分が思っていたほどは雪が多く残ってはいませんでした。
でもそのおかげで鶴ヶ池がとても綺麗でした。



まだ池の水がほとんど見えない不消ヶ池の近くを通る場所で
土砂崩れの現場があり、崩れた土砂(というか砕けたもろい岩)の
上を通ってその先へ。
その道はこの先の肩ノ小屋やコロナ観測所などへ行く車も通ります。
(肩ノ小屋の営業は7月から)
土砂崩れの場所からもう少し行くと車も通れる道が雪で埋まっている
場所があり、いよいよアイゼンとトレッキングポールの出番です!
そこでアイゼンとトレッキングポールの準備をしていると、
その近くでアイゼンの装着をしていたグループの1人が
「ライチョウがいる!」と言いだしました。
すると、10mほど離れた雪で埋まっている部分の上のハイマツの陰に
白い冬毛のライチョウのお尻が見えました!
すぐにハイマツの中へ隠れてしまい頭は見えませんでしたが、
確かにライチョウらしき鳥でした。
2回とも遠くからで写真に撮る事もできませんでしたが、
行きのバスの中から見た岩の上にいたのと雪渓の上のハイマツの陰で
確かにライチョウを見たのです。
そして初めてアイゼンとトレッキングポールを使っての雪上トレッキング。
初めて使用する場所としては案外急な斜面を横断するという
場所で正直不安でした。
雪の状態はシャリシャリですが、もし滑落したら重大事故にも繋がる
可能性のある急斜面なので慎重に進みました。
一旦雪のある場所が切れ、その時に後ろから来た3人を先に行かせました。
何しろアイゼンとトレッキングポール初体験なのでゆっくりと慎重に、
そして他の人の歩き方も参考にしたかったので。
3ヶ所の雪渓を越えると肩の小屋が見えてきました。

肩の小屋を過ぎると今度は雪渓の斜面登りとなります。
自分の前の前にいた2人組の男女が比較的ゆっくりとしたペースで少し
詰まっていたため、それで逆に無理のないペースで進めて
アイゼン初心者の自分にとっては助かりました。
そして権現池の見える稜線の上までやってくると、風が急激に強まりました。
今回この時季に乗鞍に来て一番見たかったのはまだ雪の多い時季の
権現池だったのですが、まだ池の表面で融けて水が見える部分は僅かでした。
その後、雪の斜面を緩やかに上りながら山頂を目指し、山頂小屋、
そして山頂に到着しました。
正直、アイゼン発体験の自分がこの時季の乗鞍の山頂まで行けるか
少し不安はありました。
というか、権現池の見える所までは行きたいけど、山頂までは無理して
行かなくてもいいと考えていました。
でもアイゼンを装着した靴で歩いているうちに最初は少し怖かった
雪の斜面を歩くのも楽しくなってきて、あれよあれよという間に
山頂まで来てしまいました。
ちなみにアイゼンは装着が少し面倒なので雪のない場所でも
装着したまま歩いていたのですが、山頂付近は岩が多くてとにかく
歩きづらかったです。
今まで乗鞍最高峰の剣ヶ峰山頂には2回来ましたが、
それなりに晴れてはいたけど穂高連峰や槍ヶ岳は見えず、
御嶽山も時々見える程度でしたが、今回は穂高槍、白山、
中央・南アルプス、そして御嶽山もくっきりと見えました。
北アルプス、畳平方面

御嶽山

中央アルプス、南アルプス方面

白山、権現池

山頂付近には20分くらい滞在し、下山しました。
下りもちゃんと無事に下れるのか不安はあったのですが、
実際下り始めると楽しくなってきて、あっという間に肩の小屋まで
やってきました。
それから道が雪で埋まっている3ヶ所も越え、アイゼンを外し
トレッキングポールも折り畳みました。
畳平の鶴ヶ池の見える所まで来ると、来た時よりも太陽が高い位置にあるため、
朝よりも更に池が綺麗に見えました。


12時くらいにバスターミナルに着き、2階のレストランでカレーを食べ、
バスの時間まで少し余裕があったのですぐ近くの魔王岳に登って
12:50発のバスに乗って帰りました。
ちなみにこのバス自分までギリギリ乗れました。
その前に1人でも多く居たら1時間後のバスになっていました。
5/13ALECXライブ
13日の日曜日はALECXでライブでした。
今回のライブは出演者6組中4組が高校生というブッキングライブで、
その中でトリをやらせていただきました。
最後まで残ってくれたお客さんはそれほど居ませんでしたが、
それでも最後まで残ってくれたお客さんや共演者が盛り上げてくれて
気持ち良くライブすることが出来ました。
また、6月30日の自主企画に出演してくれるあるバンドのメンバーが
4人全員来てくれて、企画前に初対面できて良かったです。
ちなみに今週末には自主企画の出演者を発表したいと思います。
[セットリスト]
1.松本城初代城主・石川数正
2.中央西線
3.GO-HEY!
4.それゆけ!きしめん!
5.尾張七代藩主・徳川宗春
6.名古屋の和菓子
7.おやきサンバ
EN.地獄と天国
アンコールもいただきましたが、若いお客さんや共演者ばかりの中で
アンコールに『地獄と天国』を選んだのは選択ミスだったかなと思いました。
今回のライブは出演者6組中4組が高校生というブッキングライブで、
その中でトリをやらせていただきました。
最後まで残ってくれたお客さんはそれほど居ませんでしたが、
それでも最後まで残ってくれたお客さんや共演者が盛り上げてくれて
気持ち良くライブすることが出来ました。
また、6月30日の自主企画に出演してくれるあるバンドのメンバーが
4人全員来てくれて、企画前に初対面できて良かったです。
ちなみに今週末には自主企画の出演者を発表したいと思います。
[セットリスト]
1.松本城初代城主・石川数正
2.中央西線
3.GO-HEY!
4.それゆけ!きしめん!
5.尾張七代藩主・徳川宗春
6.名古屋の和菓子
7.おやきサンバ
EN.地獄と天国
アンコールもいただきましたが、若いお客さんや共演者ばかりの中で
アンコールに『地獄と天国』を選んだのは選択ミスだったかなと思いました。
5/3松本SONIC&5/4長野SKY
GW後半初日の3日は松本のSONICで、
4日は長野のINDIA live the SKYでライブでした。
3日のライブはALECX、squall、SONICの3会場でのサーキットイベントで、
昼間の12:30から始まり、ユーキはSONICで14:00からでした。
DJやバンドなども同じ会場でやる関係でソロでライブをやる人は
フロアの真ん中に作られたステージでライブをやり、
普段のライブではあるはずのステージ上のモニターが無かったため、
自分の声が聞こえづらくてしかも微妙に遅れて聞こえるため、
少し苦戦したライブでした。
[セットリスト]
1.信州人
2.松本城初代城主・石川数正
3.GO-HEY!
4.それゆけ!きしめん!
5.尾張七代藩主・徳川宗春
6.名古屋の和菓子
7.おやきサンバ
ライブ後は3会場全ての会場の出演者が集まってスコールで
打ち上げを行いました。
4日のINDIA live the SKYのライブはSKYで働く高校生で『少女”』の
ベース&ボーカルのえいじゅちゃんの企画でした。
長野までの行きは下道を通って行き、途中の道の駅大岡で
昼食を食べていくことに。
しかしGW中とあって食事コーナーのテーブルは全て埋まっていたため、
この道の駅の名物であるおやきを買おうとしたら、この道の駅で
作られていたおやきが4月より販売を終了したとのことで、
別のおやきが売られていました。
今まで売られていたおやきは焼き蒸かし(?)おやきでしたが、
今売られているおやきは篠ノ井で製造された蒸かしおやきでした。
そのおやきを3つ買い、更に売店でこれもこの道の駅の名物である
薄焼きとパンなどを買い、それを車の中で食べました。
長野には14時過ぎに着き、善光寺の花回廊を観てきて、
15時半に会場入りしました。
[セットリスト]
1.それゆけ!きしめん!
2.松本城初代城主・石川数正
3.中央西線
4.尾張七代藩主・徳川宗春
5.GO-HEY!
6.名古屋の和菓子
7.おやきサンバ
ライブ後は出演者のほぼ全員で打ち上げを行い、
その後ダイナマイト・マンダムさんのお店・新夜食堂エニシングへ行き、
帰宅したのは午前3時半過ぎでした。
4日は長野のINDIA live the SKYでライブでした。
3日のライブはALECX、squall、SONICの3会場でのサーキットイベントで、
昼間の12:30から始まり、ユーキはSONICで14:00からでした。
DJやバンドなども同じ会場でやる関係でソロでライブをやる人は
フロアの真ん中に作られたステージでライブをやり、
普段のライブではあるはずのステージ上のモニターが無かったため、
自分の声が聞こえづらくてしかも微妙に遅れて聞こえるため、
少し苦戦したライブでした。
[セットリスト]
1.信州人
2.松本城初代城主・石川数正
3.GO-HEY!
4.それゆけ!きしめん!
5.尾張七代藩主・徳川宗春
6.名古屋の和菓子
7.おやきサンバ
ライブ後は3会場全ての会場の出演者が集まってスコールで
打ち上げを行いました。
4日のINDIA live the SKYのライブはSKYで働く高校生で『少女”』の
ベース&ボーカルのえいじゅちゃんの企画でした。
長野までの行きは下道を通って行き、途中の道の駅大岡で
昼食を食べていくことに。
しかしGW中とあって食事コーナーのテーブルは全て埋まっていたため、
この道の駅の名物であるおやきを買おうとしたら、この道の駅で
作られていたおやきが4月より販売を終了したとのことで、
別のおやきが売られていました。
今まで売られていたおやきは焼き蒸かし(?)おやきでしたが、
今売られているおやきは篠ノ井で製造された蒸かしおやきでした。
そのおやきを3つ買い、更に売店でこれもこの道の駅の名物である
薄焼きとパンなどを買い、それを車の中で食べました。
長野には14時過ぎに着き、善光寺の花回廊を観てきて、
15時半に会場入りしました。
[セットリスト]
1.それゆけ!きしめん!
2.松本城初代城主・石川数正
3.中央西線
4.尾張七代藩主・徳川宗春
5.GO-HEY!
6.名古屋の和菓子
7.おやきサンバ
ライブ後は出演者のほぼ全員で打ち上げを行い、
その後ダイナマイト・マンダムさんのお店・新夜食堂エニシングへ行き、
帰宅したのは午前3時半過ぎでした。
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