初めての南アルプス・仙丈ケ岳(前編)

19日から23日まで会社が5連休なのですが、5連休2日目の
20日の金曜日に南アルプスの仙丈ケ岳へ行ってきました。

北アルプスや中央アルプスと比べ観光地化されてなくて地味なイメージのある
南アルプスですが、そんな南アルプスの事をもっと知りたいと思い、
南アルプスの入門編の山である仙丈ケ岳へ行くことになりました。
仙丈ケ岳には行きたいとは思っていましたが、元々今年行こうとは思っていませんでした。
しかし元々7月に行く予定だった蝶ヶ岳は5月に行ってきたため、
休みの多い7月中にどこか登りたいと思い、先週の西穂独標に続き
2週連続で山へ行くことになりました。


自宅を朝4時過ぎに出発し、下道を経由して
伊那市長谷の仙流荘には5時半頃到着。
ここから6:05発の林道バスに乗るのですが、着いた時にはもう100人以上の
人がバス待ちの行列を作っていました。
ネットで調べた情報によると、始発のバスの時間に合わせてバス乗り場の
売店を営業し、そこでおにぎりや五平餅などを販売すると書いてあったので、
そこでおにぎりを買ってこの日の昼食として山小屋の前とかで食べようと
考えていました。
しかしその売店は営業していませんでした。
となると、北沢峠こもれび山荘に何か売っていたら買っていくか、
もしくは仙丈小屋のカフェに何か食べ物があればそれを食べるか、
それもなければ行動食(というか予備食)として持参したチーかまとくるみ餅を
食べようと思いました。

南アルプス林道は大型車の通行が困難なため、定員30人くらいの小型バスが
運行しているのですが、バスはそれなりの台数があるものの、
それだけの数の運転手がいるのか?とバス待ちの列の後ろの方で
心配しながらバスが1台、また1台と出発して行く様子を不安になりながら
見ていました。
そして最後の5台目(6台目だったかも)に乗れて一安心しました。
自分が乗った最後のバスが仙流荘を出発したのは定刻の6:05よりも10分ほど
遅い6:15頃でした。
北沢峠には7時過ぎに着きました。
01林道バス

トイレへ行ってから北沢峠こもれび山荘へ行きパンやおにぎりなどの
食べ物が売ってないか見てみましたが売ってないようだったので、
何も買わずに7:12に登山をスタート。
コースタイム(到達標準時間)の2時間よりもかなり早い8:20に5合目の
大滝頭に到着。
ここで軽く休み8:26に出発。
途中の6合目くらいまで行くと周辺の山々の眺望が良く、
写真を撮りながら進みました。

鳳凰三山
02鳳凰三山

甲斐駒ケ岳
03甲斐駒ケ岳

6合目は森林限界を超え日が差していたのでサングラスをかけていたのですが、
写真を撮る際に邪魔なのでその時はサングラスを帽子の上にはめていました。
しばらくその状態で進みサングラスをかけようとしたら無いことに気付きました。
どこかで落としてしまったらしい…。
戻って探そうか迷いましたが、どの辺で落としたかも曖昧で、
帰りのバスの時間の事を考えるとそんな余裕もないかもしれないし、
10キロ近くあるリュックを背負ったまま戻って探すのは体力の消耗にもなってしまう。
サングラスが無い事に気付いた直後に中学生の数十人の集団とすれ違ったので、
その中の誰かがきっと拾ってくれるだろうと信じ、帰りに北沢峠で
サングラスの落とし物が届いてないか訊いてみることにしました。
ちなみに自分としてはそのサングラスは別に気に入っていた訳でもなく、
決して高かった訳でもなく、むしろ別のサングラスが欲しいと思っていた
くらいなので、そのサングラスが戻ってこなくても全然構わないのです。
問題なのは、もしそのサングラスが誰にも拾われず山のゴミとなり
環境破壊の一因となってしまうのならば、その事が何よりもショックなのです。

サングラスの件は帰りに北沢峠で訊いてみることにして、登山を続行しました。
9:27に小仙丈ケ岳に到着。
小仙丈ケ岳からは雄大で美しい仙丈ケ岳の山容を望むことができました。
04小仙丈ケ岳

北岳
05小仙丈ケ岳から北岳

仙丈ケ岳方面
06小仙丈ケ岳から仙丈ケ岳

小仙丈ケ岳を9:38に出発し、所々で写真を撮りながら仙丈ケ岳の
山頂を目指しました。

仙丈ケ岳山頂方面
08山頂方面

下には仙丈小屋
09仙丈小屋

そして山頂方面からおばちゃん3人組が来たので少し広くなった所で
避けて待っていると、「その辺りにライチョウがいるみたいですよ」と
教えてくれました。
すれ違った人に教えてもらった情報のようですが、そのうち
「あっ!いた!」と上の方を指差していたので見てみると、
一羽の親鳥がいました!
子供もいたみたいですが、少し離れた場所だったため子供は見えませんでした。
10ライチョウ
ライチョウを見たのは5月の乗鞍岳の時以来2回目でしたが、
乗鞍の時は写真には撮れませんでしたが今回は何枚もの写真も撮れて
それだけでも今回仙丈ケ岳へ来た価値があったと思いました。


(後編へ続く)
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西穂高岳独標(後編)

11:02に丸山に到着。
丸山はちょっとした休憩スペースのようになっていて、
休憩や食事などをしている人もいました。

笠ヶ岳方面
10丸山から笠ヶ岳

ハクサンシャクナゲと独標方面
11丸山ハクサンシャクナゲ

丸山を11:07に出発し独標を目指しました。。
ここでも途中で写真を撮りながら進んだので通常よりも時間がかかって
しまいました。

上高地、焼岳、乗鞍岳方面
12上高地焼岳

霞沢岳と上高地
13上高地霞沢岳

そして独標も大分近付いてきました。
14独標ピラミッドピーク

そして慣れない岩場に少し恐怖を感じながらも12:02に独標に到着。
着く頃には上の方はガスがかかってきていました。
15独標

上高地方面
16独標から上高地

ピラミッドピーク、西穂高岳
17独標から西穂ピラミッドピーク

ここから先は上級者向けとのことなので、初心者の自分はここまで。
独標の頂上は多くの人で賑わっていました。

12:17に独標を出発。
岩場に自信が無かったので、「お先にどうぞ」と譲ってくれた男性に
譲り返して、その男性も含めた自分の前を行く4人の人の下り方を参考に
しながら独標の岩場を下りました。

13:10に西穂山荘に着くと、行きの時よりも多くの人で賑わっていました。
でもここで名物の西穂ラーメンを食べると決めていたので、
少し並んで西穂ラーメンの醤油味を注文しました。
西穂ラーメンとは高山ラーメンの麺を使ったラーメンで、醤油味の他に
味噌味もあります。
18西穂ラーメン

13:49に西穂山荘を出発し、14:45に西穂高口駅に到着。
売店に行き、来た時に気になっていた地酒入りのチョコレートなどのお土産を
買ってから15:15発のロープウェイに乗って下山、と思ったら、
全員乗り切れなかったため、その15分後の15:30発の臨時便に乗車。
しらかば平駅でソフトクリームを食べてから車に戻り、
この後夕方から松本駅前へ知人のバンドのライブを観に行くため、
日帰り入浴の出来る温泉施設でもあれば寄って行きたいと思っていたら、
少し行った所に完全に登山客をターゲットにした入浴施設があり、
そこへ寄ってから松本駅前に行きました。
松本駅前に着いたのは18時半過ぎでした。

西穂高岳独標(前編)

14日の土曜日は新穂高ロープウェイを使って西穂高岳独標へ
行ってきました。
写真が多いので2回に分けて書きます。


自宅を朝6時過ぎに出て、7時40分頃に新穂高温泉のロープウェイ駅の駐車場に到着。
しかし、駐車場が満車だったため、他に駐車場はないかと来た道を少し戻り、
来る時に少し目に入ったけど色々書いてあってよく読めなかった看板の所に車を停め、
その看板を読んでみると、第2ロープウェイのしらかば平駅から臨時便として
7時から運行されているとのこと。
通常は第1ロープウェイが8時半から運行されているのでそれに間に合うように
来たのですが、第2ロープウェイはこの時間既に運行されているということです。
新穂高ロープウェイに第1と第2の2つのロープウェイがある事は知っていましたが、
第2ロープウェイのしらかば平駅付近まで車で行けるとは知りませんでした!

看板にあった所から車で少し上って行き、無料の駐車場があったのでそこへ
停めようと空きスペースを探しましたが全く空いてなくて、ダメ元でロープウェイ駅に
もっと近い方へ行ってみると有料駐車場があってそこには余裕で停めれました!
しかももし無料駐車場に停めていたらかなり歩かなければなりませんでした。
(有料駐車場からもそこそこの距離を歩きましたが)
結局、臨時便が出てなくても元々乗る予定だった時間の8:45発の便に
しらかば平駅から乗車。
2階建てロープウェイの2階に乗り、約7分で西穂高口駅に到着。
01新穂高ロープウェイ

まずは屋上の展望台へ。
展望台からは笠ヶ岳、焼岳、白山、槍ヶ岳、そして西穂高岳などの山々が
一望できました。

笠ヶ岳
02西穂口から笠ヶ岳

焼岳
03西穂高口から焼岳

白山
04西穂口から白山

槍ヶ岳
00西穂高口から槍ヶ岳

西穂高岳
05西穂高口から西穂高岳

9:16に西穂高口駅を出発し、西穂山荘を目指しました。
快調なペース進み、想定していた時間よりもかなり早い54分後の
10:10に西穂山荘に到着。
3連休初日とあって山小屋やその周辺は大勢の登山客で賑わっていました。
06西穂山荘

西穂山荘前を10:27に出発し、独標を目指しました。
少し上って行くと山小屋の前よりも更に見晴らしの良い絶景スポットが続き、
立ち止まっては写真を撮りという感じでなかなか先に進みませんでした。

西穂山荘と焼岳と乗鞍岳
07乗鞍焼岳西穂山荘

穂高岳山荘(?)へ荷物を運ぶヘリ
08丸山手前ヘリ

西穂高岳、ピラミッドピーク、独標方面
09西穂ピラミッドピーク独標

[後編へ続く]

今後の山&旅予定(2018年後半)

今週の土曜日(14日)は新穂高ロープウェイを使って西穂高岳独標へ
行ってこようと思っています。
先月14日の北八ヶ岳以来ちょうど1か月ぶりの山歩きとなります。
ちなみに『登山』と書いたら岩登りのようなものを想像する人が
多いかもしれませんし、先月の北八ヶ岳は3つの山を登ったり下ったり
山と山の間の道を歩いたりという感じだったので、『登山』よりも
『山歩き』という表現の方が適切だと思うので、今後は山歩きという
表現を多く使っていく予定です。
ちなみに西穂高岳独標(2701m)の山頂付近は岩場のようです。

今後の山&旅の予定は

7/14(予備日7/15) 西穂高岳独標
7/20(予備日7/22) 仙丈ケ岳(南アルプス)
8/14~16 名古屋(15日はライブ)
9月下旬 白馬大池
9月下旬~10月上旬 御嶽山
12月下旬 新松戸ライブ&千葉県内観光

これ以外に天龍村の中井侍へ写真を撮りに行きたいです。
というのは、昨年10月の『南信濃紅葉ドライブ』の時に車で中井侍駅
方面へ行ったら、途中で車のすれ違いが困難な谷沿いの細い道に
迷い込んでしまい、その時に急斜面の茶畑の下に天竜川の渓谷が見える
絶景スポットがあってそこで写真を撮りたかったのですが、
駐車スペースもないような所だったので断念して、
今度は電車で行って写真を撮りたいと思ったのです。
それを早ければ8月中にでも実現できたらと思っています。
ただ、時間の都合により飯田くらいまで車で行ってそこから電車という
形を予定しています。

8月の名古屋遠征を2泊にしたのは、ライブ翌日の16日は連休最終日で
翌日は午前中の電車で帰るためです。
14日は色んな所を回って、ライブ当日の15日も入り時間まで少し回りたいと思います。

北八ヶ岳トレッキング後編

右膝を少し痛めながらも縞枯山から下山し、草原の中の木の道を
ロープウェイの山頂駅を目指して歩いていると、
三角屋根の山小屋が見えてきました。縞枯山荘です。
通年営業のはずですが、平日という事もあってかこの日は営業していませんでした。
2018北八ヶ岳11

縞枯山荘から少し行くとロープウェイの山頂駅が見えてきて、
右側に坪庭へ行く階段があったので山頂駅へ行く前に坪庭へ行くことに。
坪庭の事はよく調べていなくて高山植物の群生地のような所を
想像していたのですが、溶岩が積み重なった浅間山の鬼押出しのような場所でした。
2018北八ヶ岳12

坪庭の遊歩道を1周して、9:42に山頂駅に到着。
ここでトイレに行ったり休憩をしたりして、10:15に北横岳に向けて出発。
麦草峠から坪庭の手前までの約3時間の間に4人の人にしか会いませんでしたが、
山頂駅から北横岳方面に向かう人は沢山いました。
ちなみに北横岳は蓼科山(2530m)を除くと北八ヶ岳の最高峰(2480m)になります。
また、登山の装備はしてない一般の観光客は坪庭周辺に沢山いました。
(平日なのでそこまで多くはありませんでしたが)

北横岳ヒュッテ前から少し奥に入った所にある七ツ池に10:56に到着。
ここは思っていたよりも大きな池でした。
北八ヶ岳一帯は火山帯なので、火口跡や窪地にこのような池が沢山あります。
2018北八ヶ岳13

11:09に七ツ池を出て、11:22に北横岳の南峰(2471m)に到着。
北横岳には南峰と北峰があり、両峰は徒歩数分の距離です。

南八ヶ岳方面
2018北八ヶ岳14

茅野市街地方面
2018北八ヶ岳15

11:24に南峰を出て、11:28に北峰に到着。

南峰と北峰の間の登山道
2018北八ヶ岳16

蓼科山
2018北八ヶ岳17

北峰を11:42に出て山頂駅を目指して下山を始めたのですが、
痛めていた右膝が下る時に痛み、ここで初めてトレッキングポールを
出して組み立てて使いました。
やはり足を痛めている時はトレッキングポールが有ると無いとでは
全然違います。
それでも通常よりはかなり遅いペースになってしまいましたが。

膝の痛みに苦しみながらもなんとか12:46に山頂駅に到着。
ここの無料休憩所で朝コンビニで買ってきたおにぎりを食べました。
また、カフェにはカレーもあり、最初からそれを知っていれば
おにぎりなんか買ってこなかったのにと思いました。
ネットで調べたら飲み物のメニューしか出てなかったので。
ただ、ロープウェイを利用してないのに山頂駅では無料休憩所で
2回休憩したりトイレも2回利用したので何かお金を使わなくてはと思い、
こけももソフト(500円)を食べました。

13:25に山頂駅を出発し、雨池を目指しました。
雨池へ行くには雨池峠という峠を通って行くのですが、
縞枯山から下ってきた時に雨池峠の方を見た限りでは
峠といっても登るような所がほとんどない「本当にこれが峠?」というような
所に見えたので、完全に舐めていました。
そして実際に雨池峠を通ってみると、確かに登りはほとんどないのですが、
大きな石の上を歩く急な下り坂が長く続く登山道で、
右膝を痛めている自分にとってはかなりの苦痛でした。
しかも誰1人とも行き会わない深い森の中で、もし自分が怪我でもして
動けなくなった場合、助けを呼びたくても誰もここを通らないのではないか
という不安、熊よけの鈴をつけているとはいえ熊が出てこないか
という恐怖もかなりありました。

そして苦しみながらもなんとか雨池峠を越え、広い砂利道に出ました。
すると向こう側から1人の登山客(トレッカー)が来てすれ違いました。
山頂駅を出てから1時間近く誰とも会ってなかったので少しほっとしました。

そこから少し行くと分かれ道がありました。
左へ行くと雨池、双子池、右へ行くと麦草峠と書かれていたので、
てっきりここが『雨池西岸』の分岐点だと思い、右へ進みました。
しかし雨池の近くの道のはずなのに一向に雨池が見えませんでした。
その道を15分~20分くらい歩くと「雨池、八柱山方面」と書かれた
道と分岐する地点があり地図で確認したところ、
どうやら雨池の西岸沿いの道だと思って歩いて来た道は
雨池を通らずショートカットして麦草峠方面へ向かう道でした。
雨池に行きたかったので、せめて一目だけでも雨池が見たいと思い
雨池の見える所まで行こうか迷いましたが、自分の足の状態、
今の時間(14:40頃)、朝と比べて雲が多くなってきた天気、少しでも早く
この人が全く居ない場所から抜け出して車に戻りたいという気持ち、
それらをトータルで考えた結果、雨池を諦めて麦草峠へ戻る事にしました。

雨池方面から麦草峠へ抜ける道はあまり高低差のない道を想像していたのですが、
途中から深い森の中の山道を通る道になり不安になってきました。
それでもそこまで急な斜面もなく下りも少なかったので、
早くこの深い森の中を抜け出したい一心で痛みに耐えながらも
結構早いペースで歩き、15:36に麦草ヒュッテに到着。
この約2時間の間、1人の人とすれ違った以外は誰にも会わず、
右膝の痛み、熊の恐怖、本当に麦草峠まで戻れるかという不安
(あまり明確な登山道ではないので道に迷っているのではないかと
不安に感じていた)などありましたが、
道路が近付いてきて車やバイクの走る音が聞こえてきた時は
本当にほっとして安心しました。

麦草ヒュッテの前のテーブル付きのベンチで休憩して、
中で食事をしようと覗いたら、食事のメニューは終了したようでした。
それでもせっかくなので何かお金を使いたいと思い、
売店でミルクのアイス(350円)を買い、それを車に戻ってから食べました。
それは野辺山高原で作っているアイスですが美味しかったです。

その後、諏訪I.C近くのモンベルとおぎのやドライブインに寄り、
諏訪湖S.Aで夕食を食べてから帰宅しました。